35歳で会社員から教員に転職した酔いどれパパの備忘録

会社員から教員になるまでの苦労話、日々の現場で考えること、教員志望者に役立つ話、等。

私学教員適性検査

私立学校の教員として就職する方法の1つとして、私学協会(私学連合会)が実施する私学教員適正検査を受けて、教員候補者名簿に名前を掲載してもらう方法です。

 

適正検査とは、受検した人は全員が名簿に掲載されるのです。採用試験ではないので合否などはありませんが、適正試験結果がA~Dの4段階評価となって名簿に記載されます。

 

私学の人事担当者は、配布される名簿を見ながら条件に見合った登録者に直接連絡をして、それから学校独自の採用選考を実施されます。

 

以前、とある学校の校長先生にどのような判断基準で採用されているのか聞いたところ、学校側としては評価が高い登録者から順番に声をかけるとのこと。しかし、考えることはどこの学校も同じのようで、名門校であったり条件の良い学校から順に決まっていくので、登録者に連絡をしてみたら「既に〇〇高校に採用された」と言って断られることは多々あるようです。そして、D評価の登録者が全く採用されないのかというと、これも間違いで、D評価であっても電話の受け応えである程度その人の人間性は分かるので、好感が持てるようであれば採用選考に進んでもらうことも少なくないのだとか。そして、そういう人は一目会ったらある程度分かるともおっしゃってました。ですので、たとえD評価であったとしても悲観することはありません。また、逆もしかりで、A評価であっても人間的に問題があるようであれば採用はされないということです。意外とD評価の人の方が入職してから着々と力をつけていって頭角を現すことも多々あります。

 

私学教員適性検査を採用して選考を実施する学校の特徴としては、名門校・人気校が多いような気がします。新聞広告やホームページで募集をすると、1人の採用枠に対して200人くらい応募してくる学校もあります。実際のところ履歴書に目を通すだけで1週間くらいかかるのでその仕事でかかりっきりになってしまいがち。その際に私学教員適性検査の登録者名簿を見て一本釣りで声をかけていく方が効率的でもあるし良い人材を採用できるとおっしゃる人事担当の先生もおられました。

 

私学教員適性検査の対策についてですが、過去問を販売している各都道府県の私学協会(私学連合会)もあるようですので、もし適性検査の対策をされるようでしたらお買い求めになられてはいかがでしょうか。